パン作りの取り組み
かつては工場でパンを作る際、「臭素酸カリウム」という物質を含むイーストフードを使用するのが一般的でした。
しかし、私たちはその毒性などを考慮し、「安全で安心できるパンを作ってほしい」というお客様の声にお応えするため、まずは臭素酸カリウムを使用しない酵素剤や改良剤を取り入れることから取り組みを始めました。
その後、より良い素材を求めて国産小麦によるパンづくりに挑戦しました。現在でこそ国産小麦のパンは広く普及していますが、平成初期の当時はまだ珍しく、群馬県産の「農林61号小麦」で試作を重ねても、思うような仕上がりにはなりませんでした。試行錯誤を経て、北海道産の「はるゆたか」小麦を用いた製品づくりをスタートし、現在では「W8号」「ゆめかおり」などさまざまな国産小麦を使用したパンを製造しています。今もなお、よりおいしいパンを目指して研究を続けています。
また、小麦粉の選定にもこだわり、精白した小麦粉だけでなく、全粒粉や小麦ふすまを使用したパンづくりにも取り組んでいます。素材本来の風味や栄養を大切にしながら、体にもやさしいパンをお届けできるよう努めています。
直営店やご注文フォームよりご購入いただける、おすすめのパンをご紹介いたします。


コッペパン(ドッグパン)は卸売りもしております。
ホットドッグや焼きそばパン、ナポリタンパン等に使用していただいております。人気があります。
クロワッサン、デニッシュ、パイ等のロールイン生地の製品を製造しております。
ベーカリーのようなおしゃれなデニッシュは不得意かもしれませんが、袋入菓子パンとしてのデニッシュは人気があります。

麹を使用した甘酒を使用したパンです。
麹のもつ酵素を活かして添加物フリーのパンを目指しました。

小麦ふすまを混ぜ込んだパンです。
群馬大学との共同研究により製品化されました。